補綴(ほてつ)認定医とは
日本補綴歯科学会
当院では院長が日本補綴歯科学会の認定医となっております。歯や顎が欠けたり失われた場合に、被せ物や入れ歯(義歯)、インプラントなどの人工物で補うことを、補綴(歯科)といいます。補綴では、「うまく噛めない」「うまく発音できない」「おくちを開けた時の審美面がよくない」などの問題を解決して、健康を維持し、生活の質(QOL)を向上させることができます。
日本補綴歯科学会は、この補綴治療のことや、治療に使用する材料、技術の開発、研究などを行い、国民の健康長寿に貢献できることを目指している学会です。
専門医制度
日本補綴歯科学会の専門医制度は、補綴(歯科)における、専門的知識、技術、経験を持つ歯科医師によって、高度な水準の歯科医療を行い、保健福祉に貢献することを目的としている制度です。責任ある専門医制度施行のため、日本補綴歯科学会は、研修機関の認定、研修会の開催、資格認定のための審査を行っています。
日本補綴歯科学会では、平成4年に専門医制度の前身となる認定医制度を発足しており、認定医取得には、各種研修会への出席、学術研究の発表、治療症例に関する試問等の教育研修単位を60単位以上取得することが条件となっており、認定医は5年毎に決められた教育研修単位を取得し資格の更新審査を受けなければなりません。その後、平成17年8月に専門医制度へと制度が変更され、現在に至っています。
補綴治療のスペシャリストとして
日本全国で歯科医師は10万人以上いるといわれていますが、その10万人以上の歯科医師の中で、補綴歯科学会会員は約6,500人程度となっています。当院では、補綴認定医=補綴のスペシャリストとして高度な補綴治療を行っております。