入れ歯の分類

部分入れ歯

入れ歯には「部分入れ歯」と「総入れ歯」があり、部分入れ歯はその名の通り、部分的に噛む機能を補うためのもので「部分床義歯」ともいいます。部分入れ歯は、ご自分で着脱可能で、歯を失った場合に最も一般的に選択される治療といえます。部分入れ歯は、歯を1本失った場合から、ほとんどの歯を失った場合まで対応できます。

歯を失ったまま放置すると・・・

歯を失ったまま放置してしまうと、「良く噛めない」「話すときに空気が漏れる」「咬み合わせできないことから顎の関節を痛めてしまう」「隣の歯が倒れ込むように移動してくる」「対合する歯が伸びてくる」「あごの骨がやせてしまう」などといったことにつながることもあります。これらのことからも歯を失った場合には入れ歯治療などによって噛む機能を補っておく必要があります。

入れ歯をしていない場合は・・・

愛知県知多半島で、65歳以上の住民を、3~4年の間追跡し、「歯が多く残っている人」「歯が少なくても義歯(入れ歯)をしている人」「歯が少なくて義歯(入れ歯)もしていない人」とを比較して、認知症発症のリスクついて調査したデータが存在します。これによると、歯がほとんどなく、義歯(入れ歯)もしていない人が最も認知症発症のリスクが高いことが示されました。 

  • 歯が多く残っている人
  • 歯が少なくても義歯(入れ歯)をしている人
  • 歯が少なくて義歯(入れ歯)もしていない人

また、兵庫県香美町では平成23年、80歳全員の調査をしており、歯の多い人ほど認知症になりにくく、転倒も少ない、そして、歯を失っていたとしても入れ歯等を使用している場合には、そうでない人と比べて認知症になりにくく、転倒も少ないということがわかってきています。