入れ歯への「ご不安・お悩み」
初めての入れ歯が不安・・・
虫歯や歯周病が重症化するなどによって、今後、入れ歯になる可能性がある患者様や、既に歯を失ってしまい、現在入れ歯にするかお悩みの患者様は、様々なご不安を抱えられています。
- 「グラグラしている歯については抜歯しなければならないのか」
- 「入れ歯になって見た目が悪く変わるのが怖い。周りの目が気になる」
- 「本当に自分に入れ歯を使いこなすことはできるのだろうか」
など、たくさんの不安な気持ちが生まれることでしょう。
また、歯を失っても「絶対に入れ歯にするのだけは何が何でもイヤだ。でも、そうなるとインプラントしかないのだろうか」とお悩みになる患者様も多くいらっしゃいます。
こちらでは患者様が感じられる様々な不安を少しでも解決できるよう、ご説明いたします。
抜歯や治療が不安・・・
入れ歯をご希望されていても、治療のことが不安で一歩を踏み出せないという方もいらっしゃいます。しかし、以前と違い、現代の歯科治療においては、麻酔や抜歯器具なども進歩しており、多くのケースで痛みを軽減できるようになっております。
当院では、麻酔自体の痛みも軽減するために、表面麻酔も使用しております。表面麻酔は、あらかじめ麻酔を打つ部位に麻酔薬を塗布することによって、チクッとした痛みを軽減するものです。
また、どうしても不安が拭いきれないという方のために、「静脈内鎮静法」にも対応しております。静脈内鎮静法では、ウトウトと眠りに落ちそうな状態で治療を受けられるので、嘔吐反射の強い方や、歯科恐怖症の方にも適した方法です。
見た目が不安・・・
当院では、治療用入れ歯を使用し、噛み合わせの癖を治してから最終的な入れ歯を作ります。さらに前歯の並びから奥歯まで、入れ歯を入れた場合などの見た目のチェックを重ねながら入れ歯製作を行います。床の部分の形態や色までこだわり、より自然で、審美性の高い入れ歯をご提供いたしますので、見た目についてご不安な方も、まずは当院までご相談ください。
日常の使用について不安・・・
初めて入れ歯にする方は、「見た目はどうなるのだろう」「口の中に入れ歯を入れたら痛いのではないか」「日常での使用で特に問題はないだろうか」など、ご不安に思うことがあるかもしれませんが、入れ歯は世界中でとても多くの方に使用されています。実際、はじめは入れ歯にネガティブな感情があっても、いざ入れ歯が出来上がり、使用してみると、その便利さや、審美性に問題を感じないなど「もっと早く作っていればよかった」とおっしゃる方も多くいらっしゃいます。
入れ歯治療に迷いがある・・・
失った歯を補う治療には、「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」がありますが、ブリッジは健康な歯を土台の形に削ったり、インプラントではあごの骨にネジのようなインプラントを埋め込むための外科手術が必要となります。その点、入れ歯であれば、健康な歯を削ったり顎の骨に穴をあけることもありません。ブリッジをやめようと思っても一度削った歯は戻りませんし、インプラントをやめようと思ったらあごの骨からインプラントを撤去する手術が必要となります。これらのことから、まず初めに入れ歯を使ってみて、どうしても自分には合わないと思った時にブリッジやインプラントを選択するという考え方もあるでしょう。