磁性アタッチメント入れ歯
磁性アタッチメント入れ歯は、磁石の力によって入れ歯を安定させる入れ歯です。磁石は入れ歯の方に固定し、歯根には、キーパーという、磁石にくつく金属を固定してあります。
磁性アタッチメントの土台となっている歯根が悪くなっても、入れ歯の修理は簡単にできます。また、磁石といっても、磁石そのものは入れ歯についているため、MRI検査の時には、入れ歯をはずせば、問題はありません。
磁性アタッチメント入れ歯のメリット
メリット
- 磁力の力で入れ歯を維持するため、入れ歯が安定する。
- 通常、部分入れ歯では金属のバネを使用するがその必要がない。
- 入れ歯の下に歯根を利用した土台があるため、力を入れて噛むことができる。
- 入れ歯の大きさを小さくすることも可能。
磁性アタッチメント入れ歯のデメリット
デメリット
- 保険適用外の治療となる。
- 基本的に歯がないとできない。(歯が無い場合にこの方式を使う場合はインプラント入れ歯になる)
- MRI検査の時には磁石付近の画像に影響が出てしまうので、検査前に外す必要がある。